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義母は再入院

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9月3日にショートステイ施設に運ばれた○ヨさん。

翌4日にはショートステイから「ダイニングルームで食事を摂らないので部屋に運んで食べて貰ってもいいですか?」と連絡が入りました。

そして、女性介護職員さんと揉め事を起こした事も判明。

ルールを守らずに協調性も全くなく、自分の方がお世話になっているにも関わらず、女性介護職員さんに対しての上から発言。

自分の義母ではありますが、○ヨさんは立派なモンスター利用者だと思いますね。

私がデイサービス施設で介護職員として働いていた時にも、確かに○ヨさんのようなモンスター利用者は居ましたけど、それは女性ではなく男性だったのですが。


最初は9月10日がショートステイ最終日の予定でしたが、延長する方向で話をしていたのですが、9月9日、ケアマネさんから電話が入りました。

私は9月7、8、9日の2泊3日で実家に行っていたのですが、そろそろ帰宅しようかな?と考えていた時でした。


○ヨさんがショートステイ施設でなかなか食事を摂らないので、訪問医療の先生にショートステイまで来ていただいたそうです。

そして、栄養を補充するためには再入院した方がいいとの結論になったそうです。

で、8月30日に退院した病院に再入院という事になりました。


「急な事なので、○○子さんが病院に連れて行くのは無理でしょうから、私が病院までお送りします。」とケアマネさん。

「お世話をお掛けして本当に済みません。私もすぐに実家を出発して病院に向かいます。」


はぁ~、退院して2週間もしないうちに、○ヨさんは病院に逆戻りです。




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早速、ショートステイ施設からの電話

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9月3日、○ヨさんは抵抗しましたが、何とかショートステイへ連れて行って貰いました。

ショートステイでは他の人とうまく交流が持てるかな?とか、きちんと食事を摂ってくれると安心なんだけどな、とか考えながら、私は自宅に帰りました。


翌日、登録のない電話番号から私のスマホに着信がありました。

ん?もしかしたら、○ヨさんを預けているショートステイ施設から?と思い、掛かって来た電話に出ました。

「あ、○倉さんですか?先日お伺した○○園の○永ですが。」と、やっぱりショートステイ施設からの電話でした。

電話が掛かって来るという事は、良い事ではなく、多分悪い知らせ?


「○ヨさんなんですが、食事を殆ど召し上がらないんですよ。どうも、ダイニングで他の人と一緒というのがイヤみたいで。基本的には食事はダイニングでみんなと一緒にという事なんですが、お部屋に運んで食べて貰ってもいいでしょうか?ただ、誰かがつきっきりでという訳には行かないんですけど。」と○永さん。

この施設はユニット型個室のみ、○ヨさんは最上階のユニット型個室を使わせていただいています。

「そうですか、やっぱり、そちらでもなかなか食事を摂らないんですね。確かに、○ヨさんは知らない人と一緒に食事って、出来ない人かも知れないですね。本当に我が儘な義母で申し訳ありません。お手数おかけしますが、そちらで良いと思う方法で対処して下さい。その他には、何か問題を起こしたりしていないでしょうか?」

「実は、昨日、女性の職員と揉めまして・・・。『あんな人はすぐにやめさせろ』って。」

「そうなんですか、早速誰かと揉めたんですか・・・。『あんな人はやめさせろ』なんて言ったんですか?お世話になっているのにねぇ。本当に申し訳ありません。」

「もう、僕とはニコニコとお話してくれて、とっても仲良しになったんですけどね。」

「そうですか。義母はどうも女性より男性の方がいいみたいですからね。」

「そうですね、男の人の方が好きみたいですね。同性の職員は気に入らないみたいです。」

「我が儘な人で、ご迷惑ばかりお掛けするかも知れませんが、よろしくお願いします。もし、何かあったらすぐに連絡して来て下さいね。」

「はい、わかりました。それでは、食事は部屋に運ぶようにしておきます。」



はぁ~、予想はしていましたが、人とは揉める、食事はちゃんと摂らない、○ヨさんはまったく手のかかる度を超えた我が儘老人ですねぇ。





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ケセラセラ?? 義母の介護と私の日記 2015/1/20~2019/8/29

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義母はショートステイ施設へ

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9月3日午後2時、予定の時間ピッタリにショートステイのお迎えがやって来ました。

迎えに来てくれたのは前回契約にいらした担当の男性ではなく、女性の担当の方でした。

初対面のその女性の顔を見るなり、○ヨさんの顔はみるみる険しくなったのがすぐにわかりました。


「私は何処にも行かないよ。ウチに居る。悪いけど、帰ってください。」と○ヨさん。

女性の担当者は困惑した顔で私の顔を見ました。

「お義母さん、そんな事言わないで、ちゃんと行って下さいよ。」

「いや、私は行かない。」と、○ヨさんは断固として動こうとしません。

「そう。じゃ、ちょっとおとうさんに電話して、おとうさんから話して貰うね。」

私の言葉だけじゃ無理だと思ったので、その場で夫に電話を掛けることにしました。

最初からこうなる事は予想出来たので、本当は夫にも同席して欲しかったのですが、その日はタイミングが悪く、久し振りに夫に仕事が入っていて、同席出来なかったのです。


「○○子、お願い、おとうさんには電話しないで。おとうさんに怒られる。」

○ヨさんがそう懇願しましたが、私はそれを無視して夫に電話を掛けました。

もう、夫から説得して貰わないと、○ヨさんは絶対に動かないと思ったからです。


「はい。どうしたの?やっぱり、おふくろ言う事きかないの?」と夫。

「うん、そう。だから、あなたからちゃんと行くように言ってもらおうと思って。ちょっと待ってね。」

私はスマホをスピーカー状態にして、○ヨさんの方に差し出しました。


「もしもし。」

「あ、おかあちゃん?どうなの?調子は。」

「うん。大丈夫だ。」

「おかあちゃん、お迎えに来てくれたんだから、○○子の言う事きいて、ちゃんと行ってよ。」

「いや、私は家に居るよ。何処にも行かない。」

「でも、おかあちゃんを一人でおいとけないんだよ。俺が頼んでも行ってくれないの?」

「ありがと。だけど、私はここに居るよ。どこにも行かない。」

「ああ、そうなの?俺がこんなに頼んでも行ってくれないの?それなら、行かなくていいですよ。おかあちゃんの好きにして下さい。でも、それでおかあちゃんがどうなっても、俺たちはもう知らないからね。」


夫らしい皮肉を込めた脅しのような言い方ですが、こういう言い方をしても、○ヨさんは単純に、おとうさんは行かなくていいって言ってくれた、としか考えないのです。

こういう皮肉を込めた脅しが効くのは、ちゃんと相手の言わんとしている事が理解出来る人に限ります。

残念ながら、○ヨさんには皮肉を込められた言葉の本当の意味を考える事が出来ない人です。


「あのね、それなら行かなくていいとか、そういう言い方じゃなくて、ちゃんとお迎えの人とショートステイに行って下さいって言ってくれないと困るのよ。」と、私は夫に抗議しました。

「わかったよ。おかあちゃん、○○子の言う事きいて、ちゃんとショートステイに行ってよ。そうじゃないと俺が困るんだからね。」

「わかった。」と、○ヨさんは渋々ですが息子の言葉に納得したようです。


「荷物はどれですか?」と言われたので、準備しておいた荷物を担当者にお願いし、私が○ヨさんを車まで連れて行く事にしました。

担当者が荷物を車に運びに行ったので、私は○ヨさんを車椅子に乗せて連れて行こうとしました。

夫には「わかった。」と言った○ヨさんですが、やっぱり、行くのを抵抗して全く動こうとしません。

仕方がないので私は無理やり○ヨさんの手をとり、玄関の外に出した車椅子まで連れて行こうとしました。

玄関の段差を下りる時、○ヨさんが私の手を振り払おうとして勢い余って、玄関のたたきに尻餅をつきました。

○ヨさんは「イタタタ。」と大袈裟に声をあげましたが、見たところ怪我をした様子はありませんし、大したことはなさそうです。

私はすぐに座ったままの○ヨさんの後ろに回り、○ヨさんを後ろから抱き起こしてそのまま車椅子に乗せました。

靴を履かずにソックスのままだったので、○ヨさんに靴を履かせ、お迎えの車まで車椅子を押して行きました。

車の所に着くまでの間、○ヨさんは「○○子、私は何処にも行きたくないよ。」と、振り返りながら訴えていましたが、私は敢えて無言で○ヨさんと目が合わないようにしていました。


お迎えの車の後部は、車椅子に乗ったまま運べるようになっていたので、運転手さんにセットしてもらい、後部ドアを閉めて、○ヨさんはショートステイ施設へ運ばれて行きました。

本当は少し可哀想な気がしましたが、「○ヨさん、ごめんね。」と心の中で呟きながら、これで1日中、目の届く場所に誰かが居てくれる状態になるのだからと、自分を納得させました。




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「迎えに来ても、私は何処にも行かないよ。」

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9月3日、○ヨさんのショートステイの始まりの日でした。

午後2時にお迎えに来てくれるという事で、私は午後0時半頃に○ヨさん宅に到着しました。


○ヨさんは相変わらずベッドの中で寝ていました。

「お義母さん、何か食べたの?」と訊くと、「ポテトチップを少し食べた。」と○ヨさん。

それはポテトチップではなく、チョコスナックスティックの事ですね。

薬を確認すると、案の定、飲まずに残っていました。

以前は「薬を飲まないと死んじゃう。」と言って、薬が見当たらないと大騒ぎしていた○ヨさんでしたが、今は薬を飲まなきゃいけないという事もすっかり忘れてしまっているようです。

とりあえず、○ヨさんに薬を飲んでもらい、私はショートステイに持たせる荷物を再確認しました。


「今日、誰か来るの?」と○ヨさんが私に訊いて来ました。

「今日からショートステイだから、担当の人がお義母さんをお迎えに来てくれるのよ。」

「何処に行くの?」

「あのね、食事やお薬の事とか、お義母さんのお世話をしてくれる所よ。」

「そんなところ、私はいいよ。人に迷惑掛けるんじゃないって、おとうさん(私の夫)に言われてる。」

「そういう訳には行かないのよ。今のお義母さんを一人にしてはおけないの。私が近ければ毎日様子を見に来れるけど、茨城から毎日は通えないし。」

「そんなところ行ったら、お金も掛かるし。だから、私はここに居る。」

○ヨさんはそう言うと、またベッドで寝に入ってしまいました。


この調子だと、ショートステイに送り出すのは大変でしょうねぇ。


午後1時半、そろそろ○ヨさんに出掛ける準備をして貰わなくてはいけません。

退院してからずっと、パジャマ姿でベッドの中で生活している○ヨさんですが、幾らなんでも、パジャマのままという訳には行きませんから。


「お義母さん、そろそろ起きて洋服に着替えて下さい。着替える前にトイレ行く?」

「トイレはさっき行ったから大丈夫。」

○ヨさんはそう言いながら起きてベッドから足を出して腰掛けましたが、私が準備した洋服に着替える様子はありません。

「手伝うね。」と言って、私は○ヨさんの着替えを手伝い、何とか着替えさせました。

「向こうの部屋で座ってお迎えを待とうか。」と言い、私は手を引いて○ヨさんをリビングのいつもの椅子に座らせました。

椅子に座った○ヨさんでしたが、突然椅子からお尻が落ちて床に倒れてしまいました。

どうやら、自分で座り直そうとしてお尻を浮かせた時に、足が踏ん張れずに転んでしまったようです。

○ヨさんは倒れたまま、自分では起き上がれない様子だったので、私が後ろから抱えて椅子に座らせました。

「○○子、力があるねぇ。」と○ヨさん。

私は小柄で、特に力持ちという訳ではありませんが、ヘルパーとしての身体介護の経験が役に立っているのでしょうね。


「迎えに来ても、私は何処にも行かないよ。」と○ヨさんはまだ言っています。

「それじゃ私が困るの。○○子を困らせるなって、おとうさんから言われてるんでしょ?」

「うん。だから、○○子の言う事はきくから。」

「じゃ、ちゃんと私の言う事聞いて、行って下さいね。言う事きかなかったら、おとうさんに電話して言いつけちゃうよ~。」


午後2時、予定の時間きっかりに、ショートステイの担当者がお迎えに来てくれました。




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退院後、初めての訪問医療

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○ヨさんが無事退院し、ケアマネさんやショートステイの担当者、福祉用具のレンタル会社の方、そして、訪問看護師の方の訪問など、当日はとても慌しかったです。

それらの方々が帰った後、仕事を終えた夫がようやくやってきました。

夫はその日はそのまま○ヨさん宅に泊まって○ヨさんの様子を見てくれる事に。


「トイレにも自分で歩いて行けるし、食べ物さえおいておけば一人でも大丈夫そう」という夫の判断で、私の泊まりでの看守りは毎日通いでの看守りに変更する事になりました。


○ヨさんは入院中殆どベッドで寝て過ごしていたので、その生活に慣れてしまったのか、帰宅してからも殆どベッドから起き出して生活することはなく、トイレに行く時以外はベッドの中で1日中目を閉じてウトウトしています。

それでも薬を飲ませなくてはいけないので、「何か食べて薬を飲んで下さい。」と言っても、「食欲がないのよ。食べたいと思わないの。」と言い、あれだけ大好きだったチョコチップスティックを1口、2口食べるだけ。

「じゃ、後でお腹が空いたらちゃんと食べてね。」と言って冷蔵庫にしまったお弁当も、翌日も手付かずの状態で冷蔵庫に入っていました。

「お義母さん、何か食べないと栄養失調で死んじゃうよ。折角、もう何処も異常なしって言われて退院してきたのに。」と言っても、「うん。お腹が空いたら後で食べるよ。」と言うだけで、結局、殆ど食べない○ヨさん。

「以前のように元気に普通に生活したい」と思う「気力」がなくなってしまったのかも知れませんね。


9月2日、退院してから初めての訪問医療の日でした。

午前10時から12時の間に訪問との事だったので、私は午前6時過ぎに牛久の自宅を出発、午前9時半頃に○ヨさん宅に到着しました。

相変わらず○ヨさんはベッドの中でした。

ベッドの頭の上の棚には食べかけのチョコチップスティックがあったので、お腹が空いて少しは食べたのでしょうね。

薬を確認すると、飲むべき薬は残ったまま。

もう、○ヨさんは自発的に薬を飲むことは出来なくなっているようですね。


午前10時15分、訪問医療の先生方が見えました。

今回はいつもの先生、看護師さん、助手の方の3人の他に見習いの若い先生も加わり、全部で4人での訪問です。


「ベッドにいるのでそちらにどうぞ。」と言って、ベッドの部屋に案内しました。


「久し振りだね。退院できて良かったね。早速、聴診器当てさせて貰うね。」

先生はそう言って、○ヨさんの胸に聴診器を当てました。

「うん。大丈夫だね。お腹の音も元気だ。」と先生。

○ヨさんは嬉しそうにニコニコしています。

看護師さんが血圧を測定し、こちらも異常はなさそうです。

先ほど先生に向けていた○ヨさんのニコニコ顔はもうありません。

「ちょっと、こっちの先生にも診て貰ってね。」と、連れて来た若い先生も○ヨさんに聴診器を当てました。

すると、○ヨさんは「私は先生だったらいいけど、他の人はダメ。」と言って、お得意のポーズ(胸の前で腕をクロスしてバッテン)を作りました。

私は○ヨさんに「そんな事言わないで、ちゃんと診て貰ってね。」と窘めましたが、「私は知らない人は嫌なの。」と、相変わらずの○ヨさんです。


「実は、退院してから、殆ど食べないんです。病院では食事は毎回完食していたらしいんですけど。」

「そうだね、こちらへの報告書でもそう書いてあるね。」と先生。

「ちゃんと食べないとダメだよ。水分もたくさん摂らないと。また病院に逆戻りになっちゃうよ。」と先生が○ヨさんに言ってくれました。

「先生、どうしてこんなになっちゃうの?私、何も悪いことしてないのに。」と○ヨさん。

「クーラー使わずにずっと暑い部屋にいたり、水分を十分に摂らなかったからだよ。」と先生。

「私、何も悪いことしてないのに。」と、○ヨさんは何度も何度もそれを繰り返しています。


「とりあえず、薬を2週間分処方しておきますね。次回の訪問は17日の予定ですが、明日からのショートステイが延長になったら、連絡入れてください。」

先生は処方箋を出してくださり、訪問診療を終えて帰られました。


すぐに薬局に薬を受け取りに行き、○ヨさんの家に戻り、翌日からのショートステイの準備をしてから、ようやく帰宅しました。

自宅では殆ど食事を摂らない○ヨさんですが、ショートステイに入ったら、病院の時と同じようにちゃんと食べてくれるといいんですけどね。





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